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SEA OTTER CLASSIC

アメリカ探乗訪記
2018 SPRING

シーオッタークラッシック VOL.1

シーオッタークラッシックはカリフォルニア・モントレーから続く丘陵地帯にあるラグナ・セカレースウェイを会場として開催され、MotoGPやアメリカン・ル・マンなどモータースポーツファンの方達にはおなじみの場所である。

1991年から始まった当初はマウンテンバイクのイベントだったが、今はマウンテンバイクはもちろん、ロードバイク、シクロクロスさらにはE-バイクのレースまであるし、だれでも楽しめるグランフォンドや、ツーリングなどロングライドイベントまであって、さらには様々なイベントも開催されていて、レースなどへの参加人数20,000人(内グランフォンドは2000人のエントリー!!) 来場者70,000人を超える世界的にもビッグなイベントで、草レースとは言ったものの、何が何だか分からないくらい本当に世界最大・最高の草レースなのです。

4日間会場内でいたる所でイベントにレースに開催されていて、多くのボランティアスタッフにより運営しているが、とてもスムースにオーガナイズされている印象でした。 そして、ロングライド系のイベントではフィードも充実していて、走り終わったら食事とビールが待っています。

レース観戦は無料、ブースエリアに入るのにパスが1日$20(イベント参加者はパス付。)で必要なのですが、何とも充実したブース内容で(なんと出展ブランドは600以上)、色々なブースで色々配られていたり、抽選で自転車やフォークが当たったり、20-30年前の古いけどキレイな自転車がフリーマーケットされていたり、イベントプライスがついているものもたくさん。

そして自分のようなダートライドファンにとっては、ライダー達の今期使用する機材が真っ先に見られるし、トップライダーと皆一緒のコースで走れたり…そんな状況であこがれのカリフォルニアでライドできるなんて最高です。

そんなシーオッタークラッシック2018へ行ってきました。

SEA OTTER CLASSIC

1日目

サンフランシスコ国際空港からレンタカーで会場へ向かいます。

SEA OTTER CLASSIC

シーオッターの朝は早い。
というか、早く来ないと渋滞に巻き込まれて駐車場がとんでもなく遠くなるので、特に土日は注意が必要です。

SEA OTTER CLASSIC

1日目はエンデューロ(下り4ステージのラリー形式のレース。各ステージ間の移動は自走で、下り区間の合計タイムで競う)にエントリー。 クラスは年齢分けされたオープンクラス。 改めて感じましたが、これはドロッパ―ポストは必須。

そして発見したダート系流行りのチューブの携行方法はこれ。これにCo2なども一緒に付ける。 ドロッパ―ポストの普及により、サドルバッグのサイズに制限がでてくるからでしょうか?

SEA OTTER CLASSIC

初めてのエンデューロ。本当に、とにかく下りのコース設定が楽しい!!
第1ステージはダウンヒルのコースそのままでMAXは約60km/h。第2-3ステージは砂っぽい路面の流れるようなトレイルをそのままレースコースにしている。
実はこの辺り一帯には極上のトレイルが広がっていて、レースでなくても本気で楽しめるシチュエーションが揃っているのです。
ちなみに左下がラグナセカ。このエリアだけでこの広がり、とても1日2日だけでは走りきれない。

SEA OTTER CLASSIC

第1・4ステージは練習時間が設定されているのだが、第2・3ステージはぶっつけ本番。1日で終わらせるため練習時間の設定がないのと、遠くて練習に行けない(スタート間に合わない)。

いざスタートし、テンションも上がってきて順調に飛ばして下る。そして次のステージまで移動。 その移動がまた気持ちいい!!

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そしてまた下る。

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第3ステージではスタートからいきなり登りかと思えば、下りは下りで斜度があってテクニカルで、とてもバリエーション豊富なコースが走っていて楽しい。

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第4ステージはデュアルスラロームのコースをそのまま使用でした。
時間は第1ステージのみクラス毎のスタート時間、それと第4ステージの最終スタート時間だけは決まっている。 第2ステージ以降はスタート地点に着いた人順でどんどんスタートしていく形。けっこう自由な感じだった。

SEA OTTER CLASSIC

獲得標高が約600m程あり(上のデータは試走も含んでいる)、走っていておなか一杯になれる満足度の高いイベント。

皆が乗っているバイクは140-60mmストロークのエンデューロバイクが圧倒的多数で、Sea otter classic全体で見てもOh,hardtail Cool!!なんて声をかけられたりするくらい実はハードテールは少なかった。というよりはアメリカ自体ハードテールに乗っているのはとても少数派でした。

SEA OTTER CLASSIC

でも、ハードテールだからこそ良い感じの一体感ができているのでした。

気温自体それほど高くないのですが、日差しが強烈。
その日のレースが終わってのビールがおいしい。

SEA OTTER CLASSIC

シエラネバダのでっかいトレーラーからビールが注がれる。

SEA OTTER CLASSIC

そういえば、会場ではプラスやFATはほぼおらず、こういったイベントではない所で活躍しているのでしょう。 主流は27.5″か29“。
SPECIALIZEDのジャレッド・グレイブスは全て29“ですが、種目によってストロークの違うバイクを選択。

今年からalchemyのライダーとなったコディーは27.5”。これはデュアルスラロームに備えてでした。
GIROのMegaGripソールとクリート位置がオフセットされているシューズには大満足!

SEA OTTER CLASSIC SEA OTTER CLASSIC

グラベルなどではCANYONの2重のドロップバーが印象的。

SEA OTTER CLASSIC

US ARMYのブース出展もある。
懸垂回数によって景品がもらえる。 あまり出来すぎるとUS ARMYに勧誘されるのかもしれない。

SEA OTTER CLASSIC

グラベルからの延長線上だろうか、マウンテンバイクに各ブランド力を入れている。キャスターは寝ぎみがはやりなのでしょうか。
でもドロップバーのグラベルでフルサスもでてきている。いずれにせよダートライドに目が向いているのは間違いなさそうである。



2日目

今日はデュアルスラローム。
デュアルスラロームとは、200-300mの青コース・赤コースをそれぞれ同時スタートで1本づつ走って合計タイムで勝ち上がるトーナメント方式のレース。

SEA OTTER CLASSIC

こちらは、カテゴリー1〜3(CAT1~3)でそれぞれの中にさらに年齢分けがある。こちらも誰でも自己申告でエントリーが可能。
ライダーも普通のファンライダーから、CAT1ではBMXやっていそうなスリックタイヤにリアブレーキのみのライダーや、前後ショートストロークでキッチリ狙いにきているライダーが多い。
荒れたフラットコーナーと独特の深いバームとジャンプの織り交ぜたコースがザ・デュアルスラロームという感じ。 自分が自転車に乗り始めた頃にあこがれていたあの感じがここにはありました。

デュアルスラロームは今アメリカでもほぼシーオッターでのみ開催となっているようだが、とても人気のレースフォーマットで、見ている側も走る側もとても盛り上がる!!

SEA OTTER CLASSIC SEA OTTER CLASSIC SEA OTTER CLASSIC

ライダー同士の接触もなく、駆け引き無しの純粋な速さの勝負。
見てる側も走っている側も本当に盛り上がる。

SEA OTTER CLASSIC SEA OTTER CLASSIC


VOL.2へ続く