GRINDURO SCOTLAND

GRINDURO! SCOTLAND
参加レポート!!

昨年スコットランドで初開催されたGIROが主催するライドイベント
”グリンデューロ”スコットランドへ参加した
GIRO日本ブランドディレクターのレポート。

GIROが主催するライドイベント、GRINDURO(グリンデューロ)は、アメリカ、カリフォルニア州のクインシーにて2015年から過去2度開催されており、 今年10月に開催されたチケットも即日完売という大好評ぶり。
そして2017年は初めてヨーロッパの地、スコットランドのアラン島で7月14〜15日に開催された。

スコットランド、アラン島のラムラッシュを中心に、海と山に恵まれた美しいロケーションの中、 フォレストロードやシングルトラックトレイルなどを含む約100kmの起伏に富んだコース設定。ディスクブレーキ搭載バイクでの参加が推奨されるが、MTB、グラベルロード、シクロクロスバイク、ツーリングバイクなど、参加者の発想次第で自由なバイクで参加できることも、楽しみの一つ。

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DAY1 いざアラン島へ

エディンバラ空港からグラスゴーを抜け、Arran島へのフェリー乗場のあるAdrossanへ。現地の方と話をしているといろいろなことが聞けた。その昔、エディンバラでは下級階層の人を地下都市で生活させ、下水の通る地下の劣悪な環境から疫病が流行り始めたことから、地下に人が住んだまま完全に地上へ上がる場所を閉じたという歴史を持つ。
今はエディンバラはどちらかというとホワイトカラーの人たちの町で、グラスゴーは昔からのブルーカラーの人が多く住む工業地帯だという。未だに階級社会が色濃く残っていると感じる。

話がそれたが、このGrinduro開催のArran島は緯度が日本のはるか上と高く、夏は夜10時ごろまで明るい。朝は4時前には明るくなる。逆に、冬は日照時間が極端に短くなる。Scotlandは“4seasons in the Day”といわれるぐらい天候、気温の変化が激しいところという。

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いざフェリー乗り場に行くと多くのGrinduro参加ライダーが島に渡るところであった。どこから来たか聞いてみると、地元グラスゴー、エジンバラはもちろん、フランス、イングランドの各地、スコットランド北部、オランダ、ドイツ、リトアニア、カルフォルニア、USA東海岸、コロラドと様々な場所からきている。ヨーロッパらしく国境を簡単に超えてこれるところが国際色豊かにしていて楽しい。金曜日には、Arran島でレジストレーションはしないといけないので、休みを取るなどして参加してきている。

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ちょうどバケーションのシーズンで休みがとりやすいのかもしれない。
大型フェリーに乗り込みグリンデューロの話で盛り上がったところで、1時間半程度であっという間に島へ到着。島へ到着すると、主催者の用意するバンが出迎えてくれた。これで会場まで簡単にアクセスできる。 会場に着くと、郷土楽器バグパイプで迎えてくれた。スコットランドを肌で感じる。会場はlumlush村のハイスクール。ビール片手に明日のイベントやどこから来たなどの話を肴に、すでに盛り上がりを見せていた。

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DAY2 最高に楽しく厳しい道

ケータリングによる朝食&コーヒーがふるまわれた。おそらく朝の気温は12度ぐらいだろうか、肌寒い朝に温かい食事が最高だ。目玉焼き、ソーセージ、ハムにパン&オートミールという超スコットランドスタンダードな朝食ということだ。

今回のコースは7割程度がグラベル。その他3割程度がオンロード。
総距離70qに1500mの獲得標高。その中にはシングルもあるという。初めてのイベントとなるScotlandは、皆走ったことない場所であり、WEBの写真から想像するしかない。

皆とどんなところだろうかと本当にワクワクしている。完全に知らないということは、想像力を掻き立てられいいものである。

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スタート地点にたてたのは今回170人。Grinduro Californiaも初めは小さくスタートしたという。そこから今や1000人弱が2日で即売という人気ぶり。

全体をオーガナイズしている、Giro EricからGoodMorning!とあいさつがあり、バグパイプの演奏にてイベントの火ぶたは切られた。 スタートしていきなりシングルトラックに突入!いきなりシングルに興奮の声が上がる。小さなブリッジも超えていく....  既にパンクしている人も、みんな大丈か?と声をかけながらパスしていく。

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STAGE1 ヒルクライム


初めの大きなピークまで上がっていく。ここで、かなりの雨と霧に包まれるが踏ん張りどころ。天候が一気に悪くなりながらもピークを無事越えボトムに降りる。降りきったところで、子供たちが手を振って待っててくれた先にあったのは、第1フィード。
VeloCafeという自転車好きのマスターの店。

中は薪ストーブであったかくしてくれてある。アメリカと違ってビール?という流れではないが、まさにカフェイン注入Barだ。エスプレッソ? ダブル? アメリカ―ノ? BLACKTea? と元気のいい声で皆のオーダーに答えていく。

皆ここで一気にエナジーチャージした!!1時間近く休んでいるライダーもいる!!自由だ。 雨は降り続けるも、超ハイテンションになったライダーが雨の中出発していく。

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皆、完全にGrinduroの虜へ

次なるピークへ向け走り標高差300mぐらいをのぼる。
そしてSTAGE2下りのシングルトラック。このシングルが沼のようになっているところもあり、乗るのが相当ハードなセクション。マウンテンバイクでもかなり難しい。だが、上手なGravelライダーはここをガンガン攻める。トップはありえないタイムであった。

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その後、海が見えるダイナミックな丘を越えシングルトラックへ。  下り切ったところが、出発点のArranハイスクールとなり、そこでランチ〜!!

温かい具だくさんのトマトスープにブレッドが振舞われる。温かいものが常に出てくるところがうれしい。どろどろのなかを走り調子の悪い自転車はSRAMブースへ行けばなんでも直してくれている。

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午後の部スタート

午後は200m級の山を3回超える。大したことないと思っていたが....とにかくシングルの土が重く、距離と標高のわりに足を本当に使う。時には担ぎで標高100mぐらいのぼるゲキサカセクションも。

ただ下りもテクニカルなシングルが多いので多くのジャンルの人に楽しめる。マウンテンバイクとグラベルどちらが早いかというと、かなり面白い展開。シングル下りは圧倒的にマウンテンが早く、登りやオンロードで抜かれるというパターン。

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ずっと周りにいるメンバーが同じで励ましあいながら進む。正直、オンロード直線は風よけになってもらって助けてもらった。
途中きついところでの”LessRace! More Party!”のサインボードに最後の元気が出た。

アップダウンを繰り返し、最後のセクションは絶景の中のライドであった。 断崖絶壁のコーストラインを一気に駆け降りる。滑る路面の一歩先は崖というシチュエーション。頂上から一気に海までおり一緒なペースの仲間と歓喜に包まれる。誰かが用意したスコッチを回し飲みし称えあう!気分は最高潮へ!

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後はゴールまで海岸をのんびりクルーズしゴール!
ゴール後は、Grinduroお決まりのフォトブースで最高の笑顔を撮ってもらった。
皆完全にGrinduroの虜へ。 ノックアウト!

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美しいアラン島に感謝!

夜は、Grinduroメイン?のパーティ!

アランハイスクールの体育館が着飾られ,クラブというよりディスコ!な感じがいい感じ。
そんな中アワードが始まる。 イベントを主催しているGIROのEricから、運営やボランティア、スポンサー、寄付の方などへの感謝のアワードから始まった。 拍手喝さいの嵐であった。そこに皆の協力とお互いの感謝があって、この素晴らしいイベントがやっていけるのだと改めて感じる。

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さて、STAGEレース総合1. 2. 3.は?というと1位のRobは、なぜか表彰式の時にいないというハプニングがありながらでしたが...
2位のScott ChapinはSantaCruzから。奥さんはGIROマーケティング担当! アラン島へ来るときも自転車でサイクリングで、帰りもサイクリングをして帰国していった。3位は、Grinduro Movieでおなじみ超クールなライディングのBruce Dalton。

 

ここの表彰に立てるのは、グラベルもロードも更には泥も楽しめる、総合力を持った人間しか立てない究極にCoolなライダーたちだった。 そのあとは.... ローカールビアーにスコッチ、ローカルバンド、ローカルアートにローカルフレームビルダーによる自転車、更には自分でブレージング溶接でGrinduroボトルオープナー作りなどあり。

今日の一日の話で尽きることの無いGrinduroの夜。朝3時ぐらいまではパーティは続いていた。

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最後に…

本当に自転車の楽しみってこうだよなと思わせてくれるイベント。
ジャンルの隔たりがない、一台の自転車でどんなところへも。 自転車降りた後も、感性を刺激するモノゴト。
パッションにあふれる人々との会話。そんなエネルギーに満ちた集まり。
それがGrinduroの楽しいところ。

終わった次の日もまた走りに行っている輩も。 どんだけ楽しんでんだよ!と思うけど、自転車は、本当に人のつながりや心を豊かにしくれていると思う。

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帰り際には、昨日とは一変。
美しいArran島がまた来いよと言っていた。

GRINDURO SCOTLAND
加納 慎一郎

GIRO日本ブランドディレクター

加納 慎一郎

土の上でライドする事をベースにしつつも、自転車に乗ること自体何でも楽しむ。
まさにグリンデューロは、すべての要素がミックスされた、自分にとって最高のイベント。
自転車で毎日がハッピーに!