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チューブレスタイヤでパンクした時の対処方法

チューブレスタイヤでパンクした時の対処方法

どのバイクも、チューブレスタイヤとホイールからメリットを得られます。ロード、グラベル、マウンテンバイクはチューブレス化することで、トラクションが向上し、転がり抵抗が軽減し、道路やトレイル上の破片でパンクするリスクを大幅に下げられます。エンヴィのほぼすべてのホイールセットはチューブレス化に対応し、上記のパフォーマンス向上を実現できます。
それでもチューブレスの性能を信頼できませんか? それなら、チューブレスに対する誤解の記事を読み、これまでに耳にした誤解を解きましょう。


稀にチューブレスタイヤでもパンクすることがあります。だからと言って、それでライドが終わってしまうようなことはありません。

チューブレスのリム打ちパンクを防ぐために、SES 3.4 AR、G23、G27、M Seriesなどのホイールは耐リム打ちパンクテクノロジーを採用しています。このテクノロジーは衝撃をより広範囲に分散させ、タイヤがリムにカットされるのを防ぎます。『ワイドフックレスビード』は、ロード、グラベル、マウンテンバイクのために開発された軽量なテクノロジーで、チューブレスのリム打ちパンクのリスクを50%軽減させます。M7およびM9 シリーズのホイールに採用される『プロテクティブリムストリップ』は、リム打ちパンクのリスクそのものを無くします。どちらのテクノロジーも、ライダーのニーズやバイクのカテゴリーに最適となるよう開発されています。



幸い、パンク防止テクノロジー以外にも、パンクをすばやく直してライドに戻る方法はいくつもあります。



シーラントによる修復

・ チューブレス化のメリットの1つは、タイヤ内の液体ラテックス(シーラント)がパンク穴を見つけ、完全に塞ぐこと。このシーラントがタイヤに空いた穴から漏れ出ているのを、時折見かけるはずです。その穴を下へ移動させると重力でシーラントが集まり、より早く塞ぐことができます。穴が瞬時に塞がれ、空気がほとんど抜けない場合もあるほどです。シーラントが穴を塞ぐまでに時間がかかった場合は、ポンプなどで抜けた空気を入れ直しましょう。



・ シーラントで密閉しているタイヤは、その寿命が来るまで使い続けられる場合がほとんどです。シーラントは、最初に空いた穴を塞いでから十分に長い間、タイヤの気密性を保つことができます。

・ これがもっとも一般的な修復方法であり、他の方法を試す前に行いましょう。

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PLUG FIX

・ タイヤに空いた穴がシーラントでは塞げないほど大きい場合、プラグで修復する必要があります。
このプラグは、タイヤに空いた穴に直接差し込んで使います。その小さいゴム片は、タイヤ内のシーラントとすばやくくっつき、穴を塞ぎます。プラグは自動車やオートバイ業界でも使われ、すばやく効果的な修復方法です。穴が塞がったら、ポンプなどで抜けた空気を入れ直しましょう。

・ プラグで修復したタイヤは大抵、その寿命が来るまで使い続けられます。シーラントとプラグを併用することで、最初に空いた穴を塞いでから十分に長い間、タイヤの気密性を保つことができます。

・ この修復方法は、シーラントだけでパンク穴を塞げなかった場合に、チューブを入れる前に試すようにしましょう。


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チューブによる修復

・ 時に、シーラントやプラグでは空気漏れを防げない場合もあります。路上のガラス片や釘などでタイヤに空いた穴が、それらの効果だけでは塞ぎきれないほど大きい場合です。しかし、チューブレスホイールとタイヤにチューブを入れれば、従来通りにパンクを修復できるので、心配は無用です。

・ まず、片方のタイヤビードをリムの内側に落とします。チューブレスリムは通常のフック式クリンチャーリムよりはるかに気密性が高いため、こうすることで次からの作業を簡単に行えます。



・ 次に、バルブをリムから取り外します。スポーク側のバルブナットをまず緩めましょう。
バルブを取り外しても、再びチューブレス化する時に使えますので、捨てずに保管してください。




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・ 片方のタイヤビードをリムから外し、もう片方のビードをリムの内側に落とします。チューブを入れる前にパンクの原因を探り、破片などが刺さっていたら取り除きます。布や袖でタイヤの内側を注意して触り、破片などを探しましょう。素手で行うと、ガラス片や錆びた釘が刺さっていた場合に怪我をしてしまいます。

・ 穴が大きい場合はタイヤブートなどで覆い、チューブが穴から飛び出ないようにしましょう。紙幣や補給食の空袋でも代用できます。



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・ チューブのバルブをバルブ穴に通し、チューブをタイヤに入れます。タイヤ内に残っているシーラントは、チューブに穴が空いても塞いでくれる場合があり、また衣服に着くとシミになるため、こぼさないよう注意しましょう。バルブの反対側から、タイヤビードをリムにはめ込んでいきます。その際、タイヤビードをリムの中心の溝に落としておくことで、タイヤの装着を簡単に行えます。最後はバルブ周辺で終えるようにしましょう。

この順番でタイヤをはめると、タイヤをリムのサイドウォール外側から中心の溝に落とす時に余裕が生まれます。チューブレスタイヤはチューブレスでないタイヤよりもビードが固いため、この余裕を持たせておくことが重要です。



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・ タイヤビードがリムにしっかりとはまり、かつチューブを挟んでいないことを確かめます。最後に空気を入れたら、作業は完了です。




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チューブレス化することで、一連のパフォーマンスのメリットを得られます。
しかし、先述の通り、パンクがまったくなくなるわけではありません。パンクは道路やトレイル脇ですばやく簡単に直せるものなので、ライドを続行できます。