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元?BMXレーサー 土井 昭の3度目のSDA王滝100kmへの挑戦VOL.7



元?BMXレーサー 土井 昭の

SDA王滝100km 3度目の挑戦 VOL.7


CP1からCP2まで

スタートからCP1まで3名で抜き合いをしたがCP1通過時の区間順位は以下の通り。

スタート〜CP1 約34km


土井 2:20:10 51位
増田 2:25:22 86位
加納 2:38:54 199位
佐々木 2:46:28 258位
井関 3:22:23 536位



足が重いと思っていたが前回の2:31:17 150位を大きく上回っていてビックリ。
前半はとても上手く走れた印象だ。膝は痛むもののようやく体の重さは抜けて良い感じ。
体力もドリンクもまだまだ大丈夫なのでCP1はスルー。

SDA王滝100km

今その頃、増田と加納はというと…

増田は最初の下りでパンクしたあとは徐々に抜けるエアーを気にしつつ先を急ぎCP1手前の給水ポイントでクイックに水を補給。
その後は土井、加納に追い付くために奮闘中!まだまだ勝負は諦めていない感じ!

加納も同じく先ほどのパンクが尾を引きエアー漏れのためCO2のボンベをこの時点で2本使い切る。彼はハンドポンプを持っていなかったのでCP1でCO2のボンベを求めてしばらく知り合いを探していたらしい。
そこへ救世主で現れたのがバイシクルスタジオ アタックの羽生さん!
さまよう元祖ハードテイルの神に優しくCO2ボンベを恵んでいただいたようです。お世話を掛けます。
加納、全くセルフディスカバリーできていません!これからはハンドポンプも携帯しましょう!

SDA王滝100km

久しぶりの再会だったらしくお互い楽しそうです。これだけでもイベントに参加した価値がありますね!
羽生さん曰く「このあとは慎重に走ります!と言って再出発したけど…」とのことですが果たしてどうなったのでしょうか?そんなにおとなしいタイプではないと思うが残り約60km走りきれたのでしょうか?
CP1通過時は増田と加納がいつの間にか入れ替わっています。お互い気付かなかったそうですがこれも王滝あるあるですね。


腰痛対策

CP1の後は長い下りに入る。過去2回はこの下りが終わったとたんに腰痛が発生しゴールするまで苦しんだ。
今回は腰痛を回避するために3つ心掛けました。


1. 下りは基本的にスタンディングだが路面がキレイなところは積極的にシッティングして筋肉を緩める。時にはペダルから両足を外しブラブラさせてリラックス。
2. 緩みがちな腹圧を上げて体幹をバランスよく保ち腰への負担を減らす。
3. 尖った石はジャンプで避けずににライン取りで避ける。余計な筋肉を使わない。


以上のどれが効果があったのか分からないが腰痛がないまま平地区間に入ることができた。これは大きな進歩です。自分で言うのもなんですが真面目にレースと向き合っています(笑)
平地区間は休めそうなイメージがあるが意外と足を使いここまでの疲労が一気に噴き出してくる。なるべく体に負担を掛けずに速度をあげる。ようやく50km地点の看板が出てきた。

前回はこの辺りから増田とのバトルになったが今回は姿が見えない。前回のことを考えると増田はここからの3つのアップダウン区間でペースを落としたので自分のペースを維持すれば追い付かれることはないだろう。

SDA王滝100km

とはいえこの3つのアップダウンは自分も苦手で肉体的にも精神的にもかなりキツイ。ときどき頭が現実逃避モードになり集中力が切れるがここでも羊羹を食べるときはMAXの集中力を発揮するように心掛け小分けに食べる!喉に詰めないように下りを攻めるときよりも集中!!
膝の痛みもひどくなりペースが落ちてきて6時間切りが怪しくなる。



ここで6時間切りに向けてのプランを練る。メインのボトル内のスポーツドリンクは1/3ほどある。サブのボトルの水はほぼ満タン。気温も安定しているので今のところCP2での水の補充は不要。それなら上りの途中にあるCP3で補充した方が長い上りを2つに分けられるのでメリットがある。可能ならCP3もスルーしてやろう!



CP2前の上りを終えるときにサブの水を半分捨て軽量化。長い下りへ入る。ここからは娘からの「たのしんでね」のメッセージ通りに楽しむことにした。6時間を切るためにいつもより攻める。ときどきコーナーでオーバーランしかけるが再び速度を乗せる。体がガタガタの状態での長い下りは苦行だが「下り楽しいー!」と自分にウソをついて楽しい気分にする。



CP1〜CP2 約30km 区間タイム1:59:50 54番目のタイム。



自分的にはかなり早く中間区間も上手く走ることができたと言える。



CP2からCP3

この辺りまで来ると約700名のライダーは大きくばらけ回りにライダーは少なくなり数名の同じメンバーで上りが強いか下りが強いかで抜きつ抜かれつになる。シクロバイクで頑張る若いライダーとは何度も抜き合っているが下りがかなり大変そうなので「頑張って!」と声を掛ける。こちらは29erのMTBにフロントサスも付いているのでウルトラスムーズ!また上りで抜かれるのでしっかり逃げる!



ガレた下りから緩いアスファルトの下りになると民家が出てきた。久しぶりのアスファルト最高!
約70km走り体も精神もガタガタになっていたが村の方々が「がんばってー」と声援を送ってくれる。疲れが和らぐような感覚になりありがたい。



ボトムまで下りきるとここから最後の約10km約500mアップの上りに差し掛かるので一旦現状をチェック。
膝はかなり痛み腰もダメージを受けている。体力とドリンクは少しだけ残っているので計画通り。

SDA王滝100km

ここから78〜9km地点まで耐えれば最後の下りになるので自作ジェルと羊羹を食べつくしエネルギー補給。痛み止めも飲み最終決戦への準備を整える。
2人の速そうなライダーに追い付き軽く談笑したが上りが急になると付いていけなくなった。普段の練習でもそうだが基本的に登坂力がないためアスファルトの上りはすごく弱い。ダートで難易度が高ければテクニックでごまかせるので比較的早く登れるのだが王滝の上りは単調なのでそうはいかない。



そうこうしているとシクロバイクに乗ったライダーが「ここは天国です!」と声掛けしながらすごい勢いで追い越していく。あの登坂力が欲しい!(涙)
ちなみに今回は割と上位で走っているせいか回りのライダーの体がパキパキに絞れていて速そう。自分は減量に失敗し75kg。もともとスプリンターなので筋肉がありどちらかというとゴリゴリだ。(笑)
体重別でいえば速い方かもしれないがここではなんの意味も無い…。
もっと軽くなっておけばよかったと後悔…。



しばらくアスファルトの上りを頑張っているとCP3が現れた。
CP2〜CP3 約12km 00:34:42 48番目のタイム 
半分以上が下りで休憩もしていないので早い。



その頃、増田はCP2でストップしサプリメント補給と水を補充したようだ。その後は下りを全力で攻めて最後の上りに入るときに足を攣りストップ。ストップしていると再び勢いよくパンクししておりCO2ボンベを使用。シーラントで強引にエアー漏れを塞ぎ最後の長い上りに備えてエアーをパンパンにして全力で最後の上りへ向かう!
セコい!さっさと諦めてくれ(笑)

ここまで長かったレースもいよいよ最終局面へ入る!果たして力を出し切ることができるのか!?