HOME » SPECIAL »元?BMXレーサー 土井 昭の3度目のSDA王滝100kmへの挑戦 VOL.5
元?BMXレーサー 土井 昭の3度目のSDA王滝100kmへの挑戦VOL.5



元?BMXレーサー 土井 昭の

SDA王滝100km 3度目の挑戦 VOL.5


前日編

今回は予定ではレース前夜に前日の様子をアップする予定でしたがちょっとしたトラブルがありできませんでした。
トラブルの内容も含めてレポートしていきたいと思います。
せっかくなのでレース1週間前から振り返ります。

レース 1週間前

6月2日、メカニックに整備してもらったバイクの最終チェックと自分の体の状態を知るためにいつもの山へ。ここ数カ月は膝の調子が悪く1時間以上ペダリングすると痛みが出てテーピングや痛み止めがないと走れなくなっていた。
もちろん改善するためにいろいろと試したが現在の状況を確認するために素の状態で出発。

バイクは完璧に整備してもらったので変速はスパスパッ!とレスポンス良く変速しペダリングを止めたときの惰性でのスーッとした伸びも整備前とは格段に違いまるで新車のように気持ちがいい。

体の方はというと自宅から約1時間20kmほどの山の半分も登らないうちに膝が痛みだしUターン。こちらは思っていたより悪い状況。モチベーションが下がるがなんとかするしかない。

SDA王滝100km SDA王滝100km

今木曜日の夕方に自転車に乗れる時間が取れたのでロードで軽く山へ行こうかと思ったがいまいち気が進まない。
大泉緑地のHPを見るとBMXのコースが19時までオープンしている!
この日が自身41回目の誕生日ということでご褒美と気分転換を兼ねて久しぶりにBMXコースへ。

王滝の練習で自由な時間を使い切っていたのでBMXをずっと我慢していたので久しぶりで嬉しい!

やはりBMX最高です!


SDA王滝100km

平日でライダーは少なかったがBMXのワールドカップを転戦している後輩たちがいて世界の走りを見れて刺激をもらった。
久しぶりに息子ともジャンプセッションし下がっていたモチベーションが一気に上がり王滝で良い走りができそうな気がしてくる。何歳になっても単純な頭ですが気分転換は速さに直結すると思います。

レースの準備も全天候に対応できるように完了。予報では王滝村はガッツリと雨予報…。
それはそれでレポートのネタになるかと思ったが今回も娘たちにテルテル坊主を作ってもらった。
すると一晩で予報が一転!雨予報が晴れ予報に!3年連続でこれはマグレでない!?

SDA王滝100km

結局、レース当日は曇りから小雨でしたがテルテル坊主の効果ありです!

レース前日

6月8日、朝5時半に起床し6時半に大阪の自宅を出発。久々に遠足気分でワクワクしている。
いつもは土井、増田、井関で会場へ向かうが今回は増田が土曜日に富士ヒルクライムでのブース出展のため別行動。
これがあとでトラブルを起こすとは…

土井、井関の2人で今回の準備の話で盛り上がっているとあっという間に恵那峡SAに到着。レポートのネタがないと困るので写真を撮るが、この日はその必要がなかったのかもしれない。

SDA王滝100km SDA王滝100km

ここで昼食を摂ったが最近のSAは食事が美味しいです。ニンニクたっぷりの定食でスタミナアップ!

SDA王滝100km

高速道路を下りて国道19号線を約70km北上しいよいよ王滝村への最後の曲がり角。

SDA王滝100km

徐々に景色が良くなりトンネルを抜けると…



無事に王滝村へ到着。6月ですが雪が残った御嶽山が迎えてくれました。
天気がよく気持ちがいい。

SDA王滝100km

会場を軽く散策してから2人で軽くサイクリングをして体をほぐし夕方のライダースミーティングへ。


SDA王滝100km

昨年はライダースミーティングに参加しなかったのでコースの変更を理解せず力を出し切らないままゴールしてしまった。リザルトも大切だが準備をしてきた力を出し切るのが1番大切。そうすることで結果もついてくるので今回はしっかりと話を聞いた。
コース後半は昨年と違い約10km、500mアップの上りがあり勝負どころになりそうだ。


SDA王滝100km

他には特に注意点はないが
「コースが数カ所陥没しているので分かりやすくカラーコーンを置いています。今朝は鹿などの動物によって7カ所コーンが倒れていたので注意してください。」
とのことだった。 井関はこれを眠そうに聞いていたが大丈夫か…?

ライダースミーティング後はDTCスタッフの加納、佐々木も合流。
今回、王滝初挑戦の加納にコースプロフィールをプレゼント。

SDA王滝100km

彼は見たまま温厚な性格ですが自転車に乗ると全く違います。MTB ダウンヒルの元トップライダーでハードテイルバイクでフルサスのライダーに勝ってしまう「元祖ハードテイルの神」と呼ばれる男。
つるつるの根っこやロックセクションを得意とするキレた走りが特徴。体重は60kgほどで体型でいえば75kgの土井、増田より遥かに王滝向きである。バイクはmootsの29er、タイヤは45cくらいの細いタイヤをチューブレスにしてハンドポンプは持たずCO2のボンベを2〜3本で挑む。ポンプなしで大丈夫か?



ちなみに増田もハードテイルバイクでREDBULL HOLY RIDEでフルサス勢を倒してハードテイルバイク唯一のファイナリストとなり「現ハードテイルの神」と呼ばれている。
今回はリアタイヤをオンロード用にして転がり抵抗を減らす作戦らしい。ブロックがないがパンクはしないのだろうか?

あくまでも下り系の競技での話ですが、神と呼ばれる2人を一気に討伐できるチャンスがくるなんてやりがいがありますね!(笑) 勝手にBMXレーサーを代表して頑張ります!

  さて、翌日は早朝3時過ぎに起きてスタートの場所取りの場所取りを行うために早く就寝したいところ。
すると20時半頃に富士ヒルクライムの会場からこちらに向かっている増田からメッセージが。

「ガス欠した」



昭和ならよく聞いた話だが令和になってガス欠とは…。
PCは増田が持っているためこれが原因で前日の会場からのレポートはできなくなった。(ちょっと嬉しい)
JAFに助けてもらい大変うれしかったそうです。増田はすでにセルフディスカバリーできていません。(笑)

「遅くなりそうやし先に寝たいな…」そう思ったがやり残した儀式がある。そしておそらく先に寝ようとしても男気佐々木が「自分は増田さんが来るまで起きときます!」というに違いない…。
かなり眠いが到着を待つ。 23時を過ぎようやく増田が到着し、しばし談笑したあと早く寝たいので例の儀式を行った。
増田専用の王滝100kmコースプロフィールの授与。


SDA王滝100km

今年も笑顔でよろこんでくれました。そして約50km地点までは使ってくれたようです。
2017年日本地図から始まり宇宙にまで飛び出しましたがさすがに自分のネタにも限界を感じてきたので王滝の勝負もこれまでですかね?作るのも面倒なんですよね。(笑)



午前0時に近づいてきたのでそろそろ寝ることに。すると増田から質問が。
増田 「そういえば今日のライダースミーティングでコースについて何かあったんですか?」
井関 「そういえばコース上に鹿が7頭倒れてたらしいですよ。」
全員 「えっ!? ウソ!? 鹿が7頭も!?」
土井 「いやいやいや! そんなこと言うてないし! おそらく鹿の仕業だと思いますがコーンが7カ所倒れてたって言うてたんすよ! 鹿が7頭もコース上に倒れてたらニュースやん!(笑)」
おそらくライダースミーティング中に眠気でフラフラしていたので話を飛び飛びで聞いていたのだろう。笑い過ぎたせいで眠気がすべて飛んでしまった...。
増田、井関コンビのおかげでかなり睡眠時間が削られたのはいうまでもない...。



レース当日の早朝

早朝3時過ぎに起床。昨夜は目が覚めて眠れないかと思ったが3時間しっかりと眠れた。はっきり言って奇跡だ!
みんなを起こしスタートの場所取りのための場所取りへ。

万が一、膝が故障してゴールできなかった場合は「増田直樹の3回目の王滝挑戦」に変えてもらおう。(笑)

SDA王滝100km

曇り空で湿度が高く気温も昨年よりずいぶん暖かい。これは日中も気温が安定しそうなので走りやすいかも?
バイクを並べ終わると車へ戻り少し仮眠。午前4時半にもう一度正式にコース内へバイクを並べにスタート地点へ。

SDA王滝100km

眠いのでオジサンたちは顔がむくんでいる。

無事に45〜50番手辺りの位置に並べることができたので車へ戻ると本格的にレースの準備を行う。
朝食はイナリ寿司3個、巻き寿司3個、シュークリーム1個、パン1個、バナナ2本、REDBULL1本、コーヒーなど普段より多くのカロリーを摂取する。

レース中の補給類
飲み物はボトルでフレームに2本。メインはスポーツドリンクを750ml、サブは水を500ml。
ハンドルバーにつけたバッグには自作のエナジージェル300ml。マルトデキストリンとREDBULLを混ぜてフラスコに入れているがゴミが出ないし飲みやすい。
フレームバックには羊羹6本とスポーツドリンクの粉1つ、痛み止め5錠、塩分チャージ2粒。
以上が自分の補給系になるが特別なものは何もない。普
通に走り切ればおそらく羊羹は余るだろうがトラブルで戻りが遅くなったときのお守りだ。

ウェア類はASSOSで統一。ヘルメット、グローブ、シューズはGIRO。どれも高性能で快適性が高い。

ストレッチを行い体をほぐし5時45分「よし!そろそろ行こか!」と戦闘服に身を包みスタート地点へ向かう。

SDA王滝100km

すでにたくさんのライダーが集まっていて活気がある。
増田に果たし状を渡した3月から始まった準備もここまで。

SDA王滝100km

お互いベストな状態かはわからないがこの日のベストをぶつけ合うのは間違いない。
これから数時間後にどちらが勝つか?と思うとワクワクしてくる。
膝がどうとかはなく自分がぶっちぎりで勝つイメージです!

次回はついにレース編。