HOME » SPECIAL » ASSOSアンバサダー 小野康太郎のヨーロッパレポート VOL.3
ASSOSアンバサダー 小野康太郎のヨーロッパレースレポート

ASSOSアンバサダー
小野康太郎のヨーロッパレポート
VOL.3

4月17日〜4月23日

ASSOS

4月17日
79' Giro del Balvedere (UCI1.2 U23)

  前回のレポートのつづき。このレースは今年で79回目、イタリアで知名度ナンバーワンのアンダー23のレースだ。各国からナショナルチーム、UCIコンチネンタルチーム、クラブチーム全40チームが参戦した。距離166q スタート13:30。
  1qの登りを含む平坦基調13qの周回コースを11周。このうち四分の一ほどが車一台分通れるか通れないかの道の広さで一列棒状。この区間を後ろで走ると先頭は200人先で遥か遠く。そして1.7qの激坂、800m下り、また500mの激坂を含む17qを2周 のコース。平坦区間は問題なく走れたが、激坂区間でそうそう遅れた。厳しい世界だが我慢して鍛えるしかない。

どんなレースかはYouTubeに4分ほどのハイライト動画を見てください


ASSOS ASSOS ASSOS

4月18日
スイスへ戻る

 レース後は帰宅が夜遅くだったので、監督のダリオの娘のエレサの家へお世話になった。姉のサラと母親との3人暮らし。監督は一緒に住んではいない。
朝はゆっくりし、自転車を洗わせてもらった。ガッララーテまでは40kmほど。エレサにも途中までついてきてもらい、回復走を兼ねバックパックを背負い帰宅した。エレサは元々競技をしていて、今もよく自転車に乗っている。

ASSOS
チーム監督の娘さんエレナ

4月19日
自転車の採寸でメンドリシオへ

 朝練習へ行く準備をしていると、監督から電話がかかってきた。今使っている自転車のサイズ・ポジションを測りに行って欲しいとの事。どうにかイタリア語を理解し、チームの機材を担当するメンドリシオの自転車屋に行くことになった。お店の人に挨拶をしたら、あっさりとサイズを測り終わり、用事はすぐに済んだ。メンドリシオ近辺でメニューを行い、計3時間のトレーニングだった。

ASSOS
シニアサイクリスト達が多く走っている。

4月20日
チームメイトとトレーニング

 この日はニコラス、他チームのミカエルと練習へ。集合場所まで20kmほど、ウォーミングアップのメニューを行い無事合流できた。登りのメニューを3本行った。ニコラスは調子が良く、最近のレースもかなり走れている。強い選手と練習すると身近な目標となるので良い。4時間超のトレーニングで大分疲れたので、セルフマッサージ、ストレッチを入念に行った。これをやるとやらないでは、翌日への回復が全く違う。

ASSOS
チームメイトのニコラス、そしてミカエル

4月21日
スイス・ロカルノへ

 今日は、自宅から北へ国境を越えて80km程のスイス・ロカルノを訪れた。ロカルノは去年3か月生活を送った馴染み深い街だ。

ASSOS
マッジョーレ湖畔の美しい街ロカルノ

その際大変お世話になった友永さんに挨拶へ行った。電車やバスを駆使し3時間かかったが無事到着した。友永さんはシューズのインソール作成及び自転車のフィッティングを行うERUGOMOTIONという工房を主催しており、数々のプロ選手、チャンピオンが使用していて自分も使用させてもらっている。 
 そこに、近くに住む日本を代表するマウンテンバイク選手の山本幸平さんがいらっしゃった。幸平さんも友永さんのインソールを何年も使用して競技をしている。ヨーロッパで会うのは初めてで、少しの間だったが色々お話できてよかった。
  幸平さんがロカルノ駅まで送ってくれたので、無事帰路に着いた。
調べたら、帰りは乗り換え一回、2時間で帰れる方法があることを知ったので、その方法を使った。

ASSOS
エルゴモーション友永さんにインソールの調整をしてもらう。
ASSOS
スイスを拠点に活動するMTBライダー山本幸平選手と。後ろは数々の選手達のジャージ。

4月22日
レース移動日

 今回もトレヴィーゾ県(ベネツィア近郊)でUCIレースがあるので、朝練習に行き、前日移動。
 チームとの合流に良い方法を見つけた。それは、自転車を電車にそのまま乗せられるので、まずガッララーテからミラノの手前ローまで電車で約20分。そしてチームがイタリアへ来るとき必ず通る高速道路のサービスエリアまでローから4km自走し、無事合流できた。
 この日は、世界トップレベルのイタリア人選手、ミケーレ・スカルポーニがトレーニング中の交通事故で亡くなるというショッキングなニュースが起きた。競技、生活の中に常に危険があることを再認識させられた。この事故を絶対に忘れてはならない。

ASSOS
ヨーロッパでは列車に自転車をそのまま持ち込める

4月23日
10' Trofeo Città di San Vendemiano (UCI1.2 U23)

 距離は170q スタートは13:30。今回もUCIレース、国際大会だ。
平坦の周回をこなし、残りは30qを4周。この大周回の中に、1qの登りと2qの平均15%の激坂が連続で含まれている。この激坂を二回集団で耐えたが、三回目で遅れ、その後レースを下ろされた。チームはニコラス・リナルディとダヴィデ・ボッタが先頭から20秒遅れの小集団、20位前後でゴールした。前回までは全く登りが登れなかったが、少しは登れるようになった。

 ひとまずここでUCIレース連戦が終わったが、この先もたくさんレースが待っている。今月3レースUCIレースを走った。完走すらできなかったが、世界のアンダー23の標準レベルでどのくらい強くならなければ戦えないか体感することができた。

 あと2年でこのレベルで結果を残さなければならなく、時間を無駄できない。

ASSOS ASSOS
チームプレゼンテーションでは一人一人紹介された
ASSOS ASSOS
レースの準備中

次週は火曜日にイタリアでレース。土曜日にイタリア、日曜月曜はフランスの3連戦。
レース尽くしの1週間です。

■チームのフェイスブックページ
https://www.facebook.com/VeloClubMendrisio/

■小野康太郎のフェイスブックページ
https://www.facebook.com/小野康太郎

OTHER REPORT
ASSOS
VOL.1
渡欧から
第2戦 Giro della Provincia di Biella
ASSOS
VOL.2
イタリアでの
生活がスタート!
ASSOS
VOL.3
イタリアナンバーワンの
U23のレースへ参戦
ASSOS
VOL.4
イタリア・フランスでの4連戦で調子は上向きに
ASSOS
VOL.5
マペイ・スポーツ・センターでメディカルチェック
ASSOS
VOL.6
ASOSSブティックルガーノ主催のファンライドに参加

ASSOS
VOL.7
スイス国内2連戦!

ASSOS
VOL.8
帰国まで2週間、全日本選手権へ向けて調子は上向きに