Lockdown Lessons From NTT Pro Cycling

Lockdown Lessons From NTT Pro Cycling
NTT Pro Cyclingから学ぶロックダウン時のコツ

ASSOSはNTT Pro Cyclingのコーチ、エリオット・リプスキとビデオチャットを行った。彼は、このワールドツアーチームがロックダウン中に取る対策を大まかに決め、プロ選手と同じ対策をホビーライダーも利用できると言っています。

Lockdown Lessons From NTT Pro Cycling

「大怪我でさえ、いつかは治る。骨は手術を受けてから半年もあれば繋がるから、レーススケジュールを見て、復帰したいレースに合わせて調整を行える」。

しかし、現在は誰も体験したことのない状況が起きている。オフシーズンや怪我の療養中であっても、現在行われているような、レースの当面の中断を経験することはまずないはずだ。

この今までにない状況では、誰も明確な目標を持つことができない。もちろん、ツール・ド・スイス、ドーフィネ、ナショナル選手権が終わる10週間後あたりにはレースがまた再開されるのでは、と推測し、それを望んでいる。だが、オリンピックまでもが延期される現状である。

Lockdown Lessons From NTT Pro Cycling

そこで、目標を定めなければならない。
コーチとして、選手がトレーニングをするためには、彼らに外面的な目標を与える必要があり、目標がなければ彼らはトレーニングに意義を見出せない。彼らが最初に浮かべる疑問は、このトレーニングの先に何があるか、何のためのトレーニングなのか、である。ホビーライダーもそう感じているはずだ。

コーチ、そしてサポートスタッフという立場から言うと、この状況を、自分の長所を伸ばし、短所に取り組むための成長や上達の機会として捉えるべきである。この時間をもっとも有効に使うにはどうしたらよいかと考えたとき、チームには全力で取り組むという答えしかない。よりよい自分を目指す機会として、この状況を意欲的に利用するべきなのだ。選手たちが落胆しているのは仕方のないことで、今後に焦点を当て、綿密に計画を立てていかなければならない。

新たなトレーニングプランとは?
チームの約半数は、屋内トレーニングに移行するか、十分な社会的距離を保って屋外でトレーニングを行う。中には、普段通りに週20時間以上を屋外でのトレーニングに費やすことのできる者もいる。屋外でトレーニングを行える選手の方が有利なのか? これはコーチとして難しい質問だ。しかし、屋外にも屋内にも、良し悪しはある。

これまでに、この状況に対してどのように取り組み、何に焦点を当てるべきかを何度も議論してきた。ここでは全てを明かさないが、私たちは6つのポイントに絞り込んだ。屋内でローラー台のトレーニングしか行えないライダーにとって、新たな捉え方を得られるかもしれない。トレーニングの内容は個人によって異なるが、その6つのポイントにはある共通の狙いがある。チームが取り組むものの1つは団結力。今なお一緒にライドができるためである。今がレースシーズンであれば、3つのプログラムを同時に行なっていただろう。しかし、Zwiftがあるため選手もスタッフも冗談を飛ばし、励まし合い、切磋琢磨し、楽しんでいる。

屋内トレーニングを余儀なくされる選手の場合、負荷と運動強度に焦点を当てたい。普段の練習内容では不足することになるためだ。ローラー台の上で週25〜35時間を過ごすことにはならないが、屋内トレーニングのために内容を省略するなら、運動強度を上げてみよう。追い込むときは追い込む、しかし、脚を軽く回すだけの日も設けるという具合に、トレーニング内容を二極化させるとよい。



プロにとってもホビーライダーにとっても難しいのが、決まった目標を持てないこと。そこでFTPの改善、限界出力の向上、体重の増減など、追跡のできる目標のうち3分の2を定めてみよう。コーチとして、私たちは選手にそう教え込むようにしている。そしてもちろん、レース再開後の目標も定めている。レースの日程や延期については数々の噂が飛び交っており、どのレースが最初に行われるのかを予測するのは不可能だが、選手たちが来るときに向け、準備ができていると思えることが重要だ。

Lockdown Lessons From NTT Pro Cycling

チームはグランツールや大きな大会に向け、高地トレーニングを再度組み直す必要があるだろう。それがどんなものになるかは現時点ではわからないため、今は目の前のことをこなしていくしかない。プロ選手もホビーライダーも誰彼構わず高地トレーニングを行う必要はないだろうが、家族と過ごす時間が長過ぎると、少しは離れて暮らしたくなるかもしれない。

現在の状況は、トレーニングキャンプと見立てることができる。集中や進歩を伴う、長期に渡るトレーニング期間であるからだ。通常のシーズンでは、確かな体力ベースができていてもおかしくない時期である。そこで、普段から放置しがちな自分の弱点に取り組んでみよう。シーズンが正常に戻ったときを見据えて、タイムトライアルに焦点を定めている人はとても多いはずだ。ホビーライダーに対して生理学的観点から言えるのは、今がトレーニングに最適な時期であるということ。閾値で追い込み、有気的パワーを持続させることで、タイムトライアルのタイムを短縮できる。また、空いた時間に高級なTTバイクやASSOSの高性能スーツを眺めて退屈をしのげば、気分転換になり、トレーニングをより一層頑張ろうという気持ちにもなれる

屋内のトレーニングは快適さがポイント: プロ選手は屋内トレーニングに慣れており、トレーニング方法を大きく変える必要はない。しかし彼らの多くにとって、長期間になれば生体力学的に大きく変わることになる。選手たちの間では、臀筋や膝屈筋にこだわる者も増えるだろう。私たちはこれらにどうにか対処し、避けなければならない。現在の問題の1つは、怪我ができないこと。怪我を一切しないよう、非常に慎重にならざるを得ないのだ。これは、今取り組むべき体幹の柔軟性や強度につながる。



衛生状態は次に重要だ。ウエアやギアを定期的に洗濯し、すぐに脱ぐようにするとよい。今はカフェでのんびりすることはできないので、運動後はすぐにシャワーを浴びよう。

ウェアを着る準備は、Zwiftに含まれない。

バイクを綺麗に保とう。バーテープには、汗や細菌がおそらくどのパーツよりも付着している。バーテープが汗でびしょ濡れにならないようにするか、定期的に交換しよう。怪我や病気は普段なら治せるが、現在では何としても発生を防がなければならない。

NTT Pro Cyclingとエリオットの言葉の中に、現在の状況への対処法が見えてくるだろう。上達する機会と捉えるのは良さそうだ。そして、集中的にトレーニングを積み、己の理解に時間を費やせば、より強くなることができるはずだ。

ASSOSは、また素晴らしい日々が、特にバイクの上で過ごす日々が再び戻ってくることを確信している。



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屋内トレーニングは通常の屋外のライドよりも汗をかくそのため ライド前にシャモアクリームを使用して肌をプロテクトすることは重要