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 ABUS訪問レポート1: 一流のカギを生産する現場

ABUS factory tour in Germany
ABUS訪問レポート VOL.3
ABUSが使われる現場

 今回はABUSのお膝元のドイツの街と、お店を巡ったレポートです。
ドイツの街でのABUSは実際どんな様子なのか。
そちらをレポートしてみます。
ABUS担当:松野

自転車事情

工場見学の後、Mariusに街に連れて行ってもらう。
海外に行って面白いのは、駐輪してある自転車や、街を走る人たちのスタイル。

ABUS ABUS ABUS

ドイツは日本のママチャリをもう少しごつくしたような感じの実用的な自転車が多く、基本的に5万円以上くらいはするよう。
街中でロードバイクを見かける事はなかった。
ここに最近はE-BIKEの流れも強くなってきており、自転車屋さんには5万円の自転車から、100万を超える同じ見た目の自転車が並ぶ。
日本よりは、自転車は高めだが、実用的に長く使い込むような文化というか姿勢を感じる。

基本的には車が多い文化だが、街中に入ると一気に自転車人口が増える。

スポーツとしての自転車も、ロードバイクで田園の丘陵地帯を走れば気持ち良いルートが取れるし、
その間には無数のトレイルがあるので、MTBも楽しめる。
E-BIKEであれば、もっと気軽に距離を走りながらエキサイティングさもある有酸素運動ができる。

駐輪事情

その国の自転車事情を調べたければ駐輪場へGO。

ABUS、ABUS、ABUS!

駐輪している自転車を見てみると、これでもかというくらいABUSだ。
大げさにではなく本当にABUSが多い。
もちろんそれ以外のカギも見かけるが、感覚的に6〜7割はABUSだった。

チェーン編

ABUS ABUS

アーマーケーブル

ABUS

U-LOCK

ABUS ABUS ABUS

BORDO

ABUS ABUS ABUS ABUS

圧倒的にU-LOCK、BORDOが多く、最低でもLEVEL10以上のカギが多い。
盗難が多いという事もあるようだが、昔からここまでの防犯意識の高さがあったわけでなく、 ABUSの長い、安心安全の啓蒙により徐々に変わってきたとマリウスは言っていた。

いいものを長く使う習慣

こう言っては失礼だが、泥棒が狙わなさそうなボロボロの自転車にまですごいカギがついている。
思い入れも強いのだろう、自転車だけでなく、カギも、長い間使いこまれたものが多い。
使い捨ての文化でなく、いいものを長く使うという習慣があるようだ。

お店では?

どのようにして、お客さんはカギを選んでいるのか…。
お店に行ってみる。 日本の自転車屋さんと違うカギのラインナップに驚く。 基本的にLEVEL10以上のラインナップが中心だ。 街中で見かけるABUSのシェア、LEVELの分布が そのままお店のカギコーナーに反映されている。

やはり、U-LOCKと、BORDOが圧倒的だ。 そして、ほぼABUSが中心だ。もちろん他メーカーのカギも見かけるが 多くても3ブランド程度。

ABUS ABUS ABUS ABUS ABUS

カギに愛を込めて

ケルンの街でマリウスがちょっとおいでと川の方へ向かう。
綺麗な川の長めでもあるのかと思い橋にいくと、何か様子がおかしい。

ABUS

無数のカギ、カギ、カギ…。
南京錠が無数に括り付けられている。
さすがに街と同じ、6,7割がABUSという事はないが、たくさんのABUSの南京錠も見かける。

ABUS

恋人カギをかけて、カギを川に投げ込み愛を誓うそうだ。
調べてみると、ホーエンツォレルン橋という橋でヨーロッパ各地で2000年代初頭にスタートしたらしい。 ただ、重量や安全面で撤去する動きもあるようだが、市民の反対でこの橋は守られているよう。 こういう文化というか、ジンクス的なものはいいなあと思った。
南京錠に愛を込める辺りが、この無骨なカギが生活の身近にある理由の一つかもしれない。

ケルンとドルトムントの2つの街と狭い範囲でしか見れていないが、 ドイツの人たちのカギに対する思い、モノをどういう風に使うのかという文化に少し触れられた気がする。

次回は最終回で、ABUSの歴史、ここまで浸透している理由を探りたいと思います。

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